讃三香原新都歌一首[并短歌] (Manyoshu 3907)

山背乃
久<邇>能美夜古波
春佐礼播
花<咲>乎々理
秋<左>礼婆 黄葉尓保<比>
於婆勢流
泉河乃
可美都瀬尓
宇知橋和多之
余登瀬尓波 宇枳橋和多之
安里我欲比
都加倍麻都良武
万代麻弖尓

Modern Japanese

山背の
久迩の都は
春されば
花咲きををり
秋されば
黄葉にほひ
帯ばせる
泉の川の
上つ瀬に
打橋渡し
淀瀬には 浮橋渡し
あり通ひ
仕へまつらむ
万代までに

Hiragana Pronounciation

やましろの
くにのみやこは
はるされば
はなさきををり
あきされば
もみちばにほひ
おばせる
いづみのかはの
かみつせに
うちはしわたし
よどせには
うきはしわたし
ありがよひ
つかへまつらむ
よろづよまでに

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